7日、京都競馬場で行われた2R・3歳未勝利(牝、ダート1800m)は、四位洋文騎手騎乗の6番人気ニシノマニッシュ(牝3、栗東・宮本博厩舎)が後方追走から、1番人気カネトシリベルテを3.1/2馬身差し切り優勝した。勝ちタイムは1分57秒0(稍重)。1.1/4馬身差の3着は14番人気マイネルキナ。なお、この勝利がカイフタラ Kayf TaraのJRA初勝利となった。
勝ったニシノマニッシュは、父Kayf Tara、母ホダイダ(その父Mtoto)という血統の持込馬。12月23日の新馬戦(阪神・ダート1400m)は勝ち馬から1.7秒差の6着に敗れていた。通算成績2戦1勝。
本馬の父カイフタラは、父Sadler's Wells、母Colorspin(その父High Top)という血統で、テイエムオペラオーやメイショウサムソンの父オペラハウスの6歳下の全弟。現役時代は愛セントレジャー(愛G1・芝14f)を2勝するなど、長距離G1を4勝、98年から00年まで3年連続で欧州最優秀ステイヤーに輝いている。
01年に種牡馬入りし、既に3世代が競走年齢に達しているが、これといった活躍馬はおらず、日本では、JRA、地方通じて本馬1頭のみが競走馬登録されている。