【海外競馬】BCクラシック覇者オーサムアゲインが死亡、26歳 種牡馬としても大活躍

2020年12月19日 15:54

 1998年のブリーダーズカップクラシック(米G1)覇者オーサムアゲイン(Awesome Again)が死亡したことがわかった。26歳。けい養先であるアメリカの功労馬施設、オールドフレンズが現地時間16日、発表した。

 オーサムアゲインは父Deputy Minister、母Primal Force、母の父Blushing Groomという血統のカナダ産馬。半弟はMacho Uno。

 アメリカのD.ホフマンズ厩舎の管理馬として、1997年5月にデビュー。初陣は3着に敗れたがそこから未勝利戦、カナダのダービーに相当するクイーンズプレート、ジムダンディS(米G2)と3連勝を果たす。

 その後、2連敗を経てP.バーン厩舎に移籍すると、翌1998年は6戦6勝の快進撃。引退レースとなったBCクラシックはシルバーチャーム、スウェイン、コロナドズクエスト、スキップアウェイなどの強豪を破っての勝利だった。通算成績は12戦9勝(うち重賞6勝)。

 引退後は種牡馬となり、ゴーストザッパー・ゲームオンデュード・ジンジャーパンチ(ルージュバックの母)など数々の名馬を輩出。日本ではルージュバックのほか、ミラクルレジェンド・ローマンレジェンド姉弟の母の父となっている。

 昨年をもって種牡馬を引退。今年10月にオールドフレンズへ移動したばかりだった。

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