【有馬記念 血統データ分析】ディープインパクトは人気の内訳にも注目

2020年12月23日 14:55

有馬記念 種牡馬データ

 27日に中山競馬場で行われる有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる6回の馬券絡みがステイゴールド。5回でキングカメハメハが続き、4回でハーツクライが続く。

 ディープインパクト産駒は「2-0-1-10」。14年1着ジェンティルドンナ、16年1着サトノダイヤモンド、19年3着ワールドプレミア、と好走した3頭はいずれもクラシックレースの勝ち馬。同産駒としては上位人気の支持を受けることが少なく、1〜4人気「2-0-1-0」、5人気以下「0-0-0-20」と人気によっても取捨しやすい印象を持つ。今年はカレンブーケドール、サラキア、フィエールマン、ラヴズオンリーユー、ワールドプレミアの5頭が出走予定。

 今年のファン投票1位に輝いたクロノジェネシスは初出走となるバゴ産駒。同産駒は下級条件を含めても、19年日経賞のブラックバゴ(7人気8着)しかコース出走例がない。なお、父系をBlushing Groom系と括れば96年サクラローレル(父Rainbow Quest)が勝ち馬となっている。

 同じく初出走となるオルフェーヴル産駒からはオーソリティ、オセアグレイト、ラッキーライラックの3頭が出走予定。父はラストランとなった13年有馬記念で2着に8馬身差を付ける圧巻のパフォーマンスを披露しており、好相性を示すステイゴールド系としても動向が注目される。

 ハービンジャー産駒は「1-0-0-1」。出走例はどちらも18年の有馬記念で、ブラストワンピースが3人気1着、モズカッチャンが4人気8着という成績を残した。今年はブラストワンピースとペルシアンナイトの2頭が出走予定。

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