直線の叩き合いを制したエイシンニシパ(写真右、撮影:稲葉訓也)
3日、園田競馬場で行われた第63回新春賞(4歳上・重賞・ダ1870m・1着賞金1500万円)は、2番手でレースを進めた吉村智洋騎手騎乗の1番人気エイシンニシパ(牡8、兵庫・橋本忠明厩舎)が最後の直線で、4番人気ナムラヘラクレス(牡7、兵庫・玉垣光章厩舎)との壮絶な叩き合いを制し、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分4秒1(良)。
さらに1馬身差の3着に7番人気オオエフォーチュン(牡5、兵庫・住吉朝男厩舎)が入った。なお、2番人気ヒダルマ(牡6、兵庫・柏原誠路厩舎)は12着、3番人気タガノディグオ(牡7、兵庫・新子雅司厩舎)は4着に終わった。
勝ったエイシンニシパは、父ワイルドラッシュ、母エーシンカリーナ、その父アグネスデジタルという血統。このレースを勝って3連覇、通算で4勝とした。通算成績はこれで56戦18勝。