昨年のベルモントSなど米G1・4勝のティズザロー(牡4、米・B.タグ厩舎)が現役を引退。アメリカのアシュフォードスタッドで種牡馬入りすることがわかった。クールモアのホームページで現地時間12月30日に発表された。
ティズザローは父Constitution(その父Tapit)、母Tizfiz、母の父Tiznowという血統。
2019年8月の未勝利戦で初陣を飾ると、続く10月のシャンペンS(米G1)も制し、G1初制覇。
11月のケンタッキーJCS(米G2・3着)で初の敗戦を喫するが、翌2020年はホーリーブルS(米G3)、フロリダダービー(米G1)、ベルモントS(米G1)、トラヴァーズ(米G1)と4連勝。ベルモントSの勝利はニューヨーク州産馬として、138年ぶりの米クラシック制覇となった。
その後、二冠をかけて臨んだケンタッキーダービー(米G1)は2着。11月7日の前走、BCクラシック(米G1・6着)がラストランとなった。通算成績は9戦6勝。