【日経新春杯 血統データ分析】ディープインパクト産駒は人気にも注目

2021年01月14日 08:20

日経新春杯 種牡馬データ

 17日に中京競馬場で行われる日経新春杯(4歳上・GII・芝2200m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い中京芝2200mにて施行されるため、2020年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。

 ディープインパクト産駒は「2-2-2-17」。エピファネイア、ロードカナロアと並んで2勝を挙げており、連対した4頭すべてが1人気の支持を受けていた。なお、2勝の内訳は3勝クラスのムーンライトH(アドマイヤビルゴ)、GIIの神戸新聞杯(コントレイル)となる。同産駒からはアドマイヤビルゴ、サトノインプレッサ、サトノソルタス、レクセランスの4頭が出走予定。

 ジャスタウェイ産駒は「0-0-0-4」。通算では「1-0-0-7」となり、1勝はワダツミの未勝利勝ちとなる。いずれも人気と近い着順で入線していることが多く、上位人気と目されるヴェロックスで改めて種牡馬としての真価を問われそうだ。

 ジャングルポケット産駒は「0-0-0-1」、通算では「5-3-3-45」。3勝クラス(1600万下)以上には2頭の出走例があり、マイネルラフレシア(20年ムーンライトH・11人気9着)、ベルニーニ(15年名古屋城S・7人気2着)ともに上がり3F最速となる末脚を記録していた。同産駒からは上位人気を担うサンレイポケットが出走予定。

 ハーツクライ産駒は「1-4-2-10」。今回出走するメンバーの種牡馬としては最高値となる複勝率41.2%を記録しており、通算でもディープインパクトの21勝に次ぐ15勝を挙げる活躍を見せている。同産駒からはリンディーホップが特別登録。

 キングカメハメハ産駒は「0-0-2-8」。14年には特別戦を3勝する活躍を見せていたが、15年以降は延べ58頭が出走して勝利例がなく、2着も未勝利で2度ある実績に留まっている。同産駒からはエアウィンザー、クラージュゲリエ、ダイワキャグニーの3頭が出走予定。

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