6馬身差圧勝、アドマイヤグルーヴの孫ボーデン(撮影:下野雄規)
30日、東京5Rで行われた3歳未勝利(芝1800m・16頭立て)は、1000m通過が57秒9のハイペース。
先団を見るかたちでレースを進めた川田将雅騎手騎乗の1番人気ボーデン(牡3、美浦・木村哲也厩舎)が外から徐々に位置を押し上げ、直線半ばで先頭に立つと以降は後続を突き放し、2番人気トゥーフェイス(牡3、美浦・新開幸一厩舎)に6馬身差をつけての圧勝を収めた。
勝ちタイムの1分45秒2(良)は、JRA芝1800mの未勝利戦史上最速。これまでの最速は2002年7月13日新潟3R・3歳未勝利でリワードエンプレスが記録した1分45秒5(阪神でも同タイム1例)。
また、3歳3月までの芝1800mのタイム全体でも、2019年東京スポーツ杯2歳Sでコントレイルが記録した1分44秒5に次いで、2番目に速いタイムとなった。
ボーデンは父ハービンジャー、母ボージェスト、母の父キングカメハメハ、母の母アドマイヤグルーヴという血統。通算成績は2戦1勝。