現地時間21日、香港のシャティン競馬場でG1・クイーンズシルバージュビリーC(3歳上・芝1400m・9頭立て)が行われた。
中団から進んだ1番人気ワイクク(セ6、J.モレイラ騎手)が直線で外から脚を伸ばし、好位から伸びた2番人気サザンレジェンド(セ8、K.ティータン騎手)との追い比べを制し、1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分20秒78(良)。
勝ち馬から1.3/4馬身差の3着には、5番人気タイのマイティジャイアント(セ5、N.カラン騎手)が入った。3番人気カーインスター(セ6、Z.パートン騎手)は5着だった。
ワイククは父がトライマイベスト系のHarbour Watch、母London Plane、母の父Danehill Dancerという血統。香港のJ.サイズ厩舎の管理馬。
通算成績は20戦8勝。重賞は2019年ジョッキークラブマイル(香G2)、2020年スチュワーズC(香G1)に次いで3勝目。香港国際競走では、2019年香港マイル(香G1)でアドマイヤマーズの2着がある。
このレースは昨年まで、ビューティージェネレーションが3連覇を達成。同馬の引退もあり、久々に新たな勝ち馬の誕生となった。
※馬齢は現地基準に基づく。