レースの主役である阪神JF組の成績は、過去10年で[8-3-6-10]と他を圧倒しています。ただし今年の参戦は、重賞2勝の実績を誇るメイケイエールただ1頭。他馬はすべて1勝馬という、かなり恵まれた状況です。ただそれでも、過去10年の1番人気馬は、阪神JF組を含めいずれも前走連対馬。前走4着のメイケイエールには少し不安も漂います。

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【トレンドデータ】※過去10年のデータと17年以降の4回のデータを参照したもの
■前走4着以下敗退のレース間隔中9週以上[0-0-0-6] 複勝率0%
■該当馬：エイシンピクセル、メイケイエール
(過去の主な該当馬：20年ウーマンズハート3人気6着、19年シェーングランツ2人気5着、メイショウショウブ3人気9着)
■レース間隔が中9週以上あいた休養馬は、阪神JF組を含むこともあって、過去10年で8勝2着6回3着7回と優秀な成績を残している。ただし、前走が4着以下敗退だった場合には[0-1-2-12]。とくに、17年以降の過去4年では苦戦必至である。

　1番人気が予想される実績断然のメイケイエールが消去データに該当しました。他馬はすべて1勝馬ばかりで、そこには、期待をかけやすい無敗馬もいません。重賞2勝の格だけで簡単に圧倒できそうです。ただし近年の阪神JFで4着以下敗退馬は、20年のウーマンズハート、19年のシェーングランツとメイショウショウブがいずれも人気を裏切っていた点は気になるところ。この3頭はいずれも重賞連対実績もある格上馬でもあったからです。おそらく断然の人気になると考えれば、少し疑ってみても損はないのではないでしょうか。

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