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【弥生賞】タイトルホルダー鮮やか逃走劇 3度目対戦で無敗2歳王者撃破!いざ皐月へ

2021年03月08日 06:00

 後続を振り切ったタイトルホルダー(左)と2着のシュネルマイスター(撮影・園田高夫)

 「弥生賞ディープインパクト記念・G2」(7日、中山)

 4番人気のタイトルホルダーが鮮やかに逃げ切って重賞初制覇を達成。父ドゥラメンテに初タイトルをプレゼントするとともに、優先出走権を得た皐月賞(4月18日・中山)へ向けて大きく視界が広がった。2着は2番人気のシュネルマイスター。2020年の無敗2歳王者で断然の1番人気だったダノンザキッドは、直線で追い上げたものの3着。デビューからの連勝は3で止まった。

 惜敗続きに終わった過去2戦のうっぷんを、春のトライアルで見事に晴らしてみせた。4番人気タイトルホルダーが、好発から鮮やかな逃げ切りV。横山武は「結構カッとしやすい馬なので、そこが鍵になると思っていましたが、うまく単騎で行けたのが大きかった」と満面の笑みだ。

 主導権を奪うと、前半1000メートル通過は1分2秒6のスローペースに持ち込んだ。直線では後続が一気に襲い掛かってきたが、前半の貯金を生かして粘り腰を発揮。2着に1馬身1/4差をつけた。

 待望の勝利にトレーナーも満足そうだ。1月5日の中山未勝利戦(ラストサムライ)で勝って以降、このレースまで47連敗。栗田師は「自分への戒めで、勝ったらそると決めていた」とマスクを外して蓄えたひげを披露。「ジョッキーがうまく乗ってくれた。追い切りの感触も良かったからね。この馬の良さはスピードの持続力。操縦性を求めるために中間にクロス鼻革を着けたけど、馬具だけの効果じゃない」と人馬一体でつかんだ成果を強調した。

 これで皐月賞の優先出走権をゲット。しかし横山武には、共同通信杯を勝ったエフフォーリアがいる。次走に向けての質問に「いい形でトライアルを勝てて良かった」と答えた後、少し考えて「本番も何とか頑張りたい」と具体的なパートナーの馬名を出さず苦笑い。栗田師も「本人が決めることですからね。またそこらへんは考えます」と昨年、関東リーディングを獲った若武者を思いやった。

 2日に軽い腹痛を起こすアクシデントがあった中での快勝劇。正真正銘の“タイトルホルダー”となったドゥラメンテ産駒が、第1冠をその視界にしっかりと捉えた。

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