重賞4勝馬プリンシアコメータが引退(写真は2019年エンプレス杯出走時、撮影:高橋正和)
2018年レディスプレリュードなどダートグレード競走4勝のプリンシアコメータ(牝8、美浦・矢野英一厩舎)は、11日付で競走馬登録を抹消された。今後は北海道新ひだか町の畠山牧場で繁殖馬となる予定。
プリンシアコメータは父スパイキュール、母ベルモントフェリス、母の父アジュディケーティングという血統。
2017年、重賞初出走だったJBCレディスクラシック(JpnI)でララベルのアタマ差2着と好走。その後は同年のクイーン賞(JpnIII)、2018年レディスプレリュード(JpnII)、2019年エンプレス杯(JpnII)、2020年ブリーダーズGC(JpnIII)と、4年連続でダートグレード競走を制した。
通算成績は37戦8勝(うち地方17戦4勝)。獲得賞金は2億5205万8000円。4日のエンプレス杯(8着)がラストランとなった。