門別からスタートしたキャリアは今回で早くも14戦目。昨年のデイリー杯2歳Sではレッドベルオーブの4着で上がりは3番手と、重賞でも堅実に上位争いできる(ユーザー提供:ななみさん)
オルフェーヴル、キタサンブラックなど過去の勝ち馬には歴史的名馬もいるように、世代を代表する馬への登竜門ともいえるスプリングS。10万馬券の高配当になったのはここ10年で1度と堅め決着の傾向ではあるものの、2019年は10番人気エメラルファイトが勝利したこともある他、コンスタントに中穴の激走もあり、波乱の可能性も十分秘めたレースです。
先週の金鯱賞では、Aiエスケープが大波乱の主役ギベオンを4番手評価とし、3連複346倍を仕留め、17万3250円の払い戻しを獲得しました。今週もnetkeibaオリジナルのビッグデータを活用したAI予想に注目です。今回netkeibaのAIが弾き出した注目馬は、2ケタ人気が濃厚のビゾンテノブファロでした。
【netkeibaAIの注目馬】
馬名:ビゾンテノブファロ
鞍上:原
予測ペース:平均(遅め)
予測脚質:差し
指数:68.21(全15頭中1位)
昨年5月に門別でデビューし、3走した後中央へ転入したビゾンテノブファロ。中央転入後はオープン特別・重賞・1勝クラスを使い、ここまで出走馬中最多の13戦を消化しています。朝日杯FSでは15着と流石に大きく敗れているものの、それ以外での大敗はなく、重賞を含めて全て6着以内と安定して力を出せています。
中央10戦のうち6戦でメンバー中上がり3位以内をマークしているように、末脚は堅実で、特に中山に限れば、カンナSで0.4差4着、ジュニアCで0.2差3着(上がり最速)、前走0.4差4着と毎回上位争いに加わっています。
さらに日曜は雨予報。朝日杯の敗戦後に鞍上が「速い展開に向いていなかった」と言うように、パワーを要する馬場になれば展開面も味方となりそうです。18日には種牡馬を引退し余生を過ごしていた父プリサイスエンドが亡くなったばかり。他メンバーと比べて圧倒的に豊富な経験を生かして、はなむけの激走となるか。
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