6日、荒尾競馬場で行われたたんぽぽ賞(九州産3歳、ダート1500m、1着賞金800万円)は、橋本美純騎手騎乗の7番人気テイエムジカッド(牡3、栗東・福島勝厩舎)が、道中は後方で待機。3コーナーからマクって直線入口で先頭に立つと、4番人気エルエルボーイに3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分39秒5(良)。さらに2馬身差の3着には6番人気タテヤマジッコウが入った。
勝ったテイエムジカッドは、父テイエムオペラオー、母テイエムスコール(その父タマモクロス)という血統。伯父に00年北海道スプリントC(交流GIII)など重賞10勝を挙げたオースミダイナーがいる。
同馬は昨年7月にデビューしたものの、中央で7戦未勝利。地方初出走となった今回の重賞で待望の初勝利を飾った。通算成績8戦1勝(地方1戦1勝、重賞1勝)。