本日4月7日(水)に船橋競馬場で行われる第25回マリーンC(3歳上・牝・JpnIII・ダ1600m・1着賞金2500万円)。
初ダートとなる重賞2勝馬フェアリーポルカ(牝5、栗東・西村真幸厩舎)は4枠4番、昨年覇者サルサディオーネ(牝7、大井・堀千亜樹厩舎)は1枠1番に入った。
マリーンC注目の出走馬のプロフィールをピックアップして紹介する。
■JRA所属馬
フェアリーポルカ(牝5)
芝の牝馬GIIIを2勝している強豪。祖母フェアリードールの産駒にトゥザヴィクトリーやサイレントディール、ビーポジティブといった芝・ダート兼用馬がおり、初ダートでもこなせそうな印象だ。1600mのスピード決着は望むところで、スパイラルコーナーの船橋なら持ち味を最大限に発揮できるはず。さらなるタイトルの上乗せができるか。
マドラスチェック(牝5)
牝馬ダートグレードの安定株。昨年のTCK女王盃を制したほか、JBCレディスクラシックでも2着と、高い競走能力を示している。1800m以上での好走が目立つが、軽快な先行力があり、1600m戦のここでもスピードは見劣りしない。引き続き地元のエース・森泰斗騎手が手綱をとるだけに、大きく崩れることはなさそうだ。
レッドアネモス(牝5)
芝のクイーンSを勝利した実績。デビュー16戦目で初めてのダートになるが、砂の舞台で勝ち星を挙げているきょうだいが多く、血統面からはこなせる下地がある。牝馬らしい切れのある末脚が魅力で、比較的直線が長い船橋コースなら対応できるはず。1600mにも不安はなく、先行勢がやり合う流れならチャンスが巡ってきそうだ。
テオレーマ(牝5)
持ち前の自在性を武器に、JRAで4勝をマーク。近5戦全てで3着以内をキープし、前走でJRA3勝クラスを勝利するなど、抜群の勢いを誇っている。左回りは【1201】と得意なうえ、1600mでも勝利実績があるのは強み。初めてのナイターと地方のダートさえ克服できれば、いきなり牝馬路線の主役に躍り出ても不思議はない。
■南関東地区所属馬
サルサディオーネ(牝7)
昨年はマリーンカップとクイーン賞を制し、NARグランプリ4歳以上最優秀牝馬を受賞。報知グランプリカップでも勝利したように、船橋コースで圧倒的なパフォーマンスを見せている。前走のエンプレス杯は距離が長い印象だったが、しぶとく2着に逃げ粘り、着実な良化を示した。マイルに替わるのは歓迎で、連覇達成に期待がかかる。
発走は20時05分。
(出走馬情報提供:千葉県競馬組合)
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