10日、小倉競馬場で行われたあすなろ賞(3歳500万下、芝2000m)は、塚田祥雄騎手騎乗の9番人気(単勝41.3倍)ワンダースティーヴ(牡3、栗東・湯浅三郎厩舎)がスタートから先手を奪い、直線外から追い込んできた5番人気オートドラゴンに差を詰められるも、クビ差抑えて逃げ切った。勝ちタイムは2分02秒9(良)。さらに2馬身差の3着には7番人気ラブカーナが入った。なお、1番人気に支持されたディープスピリットは5着に敗れ、3連単は646,600円の大波乱となった。

　勝ったワンダースティーヴは父キャプテンスティーヴ、母ワンダーマッスル(その父キンググローリアス)という血統。昨年11月のデビューから2戦続けて芝で大敗していたが、前走の笠松の交流戦、門松賞(ダート1400m)で逃げ切って初勝利を挙げていた。通算成績4戦2勝(地方1戦1勝)。