【皐月賞予想】AIが指名した本命候補は盲点の1頭! 突出馬不在の混戦レース/JRA重賞レース展望

2021年04月14日 11:50

1000m62.6秒のマイペースで逃げた前走、近2走敗れていたダノンザキッドを降して勝利。それでも人気上位にならないなら…(撮影:下野雄規)

 先週、阪神競馬場で行われた桜花賞(3歳、牝、GI芝1600m)では、白毛馬のソダシ(吉田隼騎乗)が、1分31秒1というコースレコードのオマケ付きで、3歳牝馬1冠目の栄光に輝きました。無敗の5連勝&白毛馬初のクラシック制覇。同馬は競馬の歴史においても新しいページを開拓しました。

 そして今週は、日曜に牡馬クラシックの1冠目皐月賞(3歳、GI芝2000m)が中山競馬場で行われます。人気上位ワンツーが決まった桜花賞から一転。最後まで人気順がどうなるかもわからない混戦模様といえる状態だけに、穴馬狙いが必須のレースとなってくるかもしれません。
 
 毎週、注目される週末の重賞レースからnetkeibaオリジナルAIが導き出した本命候補を紹介する当コーナー。今週は皐月賞で狙うべき穴馬を、膨大なデータを学習、分析した上で弾き出しました。

 予想は100%AI任せ。枠順や当日の馬場状態予測が反映されていない月曜日時点でのものとなりますが、人の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような◎穴馬が1番上にいることもあります。

【波乱可能性大の皐月賞でAI予想が指名する激走馬とは?】

 昨年の皐月賞では、のちにクラシック3冠牡馬となるコントレイルが1番人気の支持に応えての快勝。2着には3番人気のサリオスで馬連は堅い決着に。それでも3着には8番人気ガロアクリークが入っての中波乱で、3年前は7番人気エポカドーロが1着、2、3着には9、8番人気が入って、3連単は37万円台を超える配当に跳ねています。

 とはいえ2ケタ人気馬は過去10年で3着したのが1頭だけと全滅に近い状態。狙いたいのは中穴ではないでしょうか。その中で、netkeibaAI導き出した今回の本命候補はタイトルホルダー(田辺騎乗予定)となりました。

 前走の弥生賞(GII)では、断然人気だったダノンザキッド(3着)を退けての逃げ切り勝ち。舞台も本番と同じ中山芝2000m戦だったため人気する可能性もあります。ただ過去10年でマカヒキとトゥザワールドが2着になった程度と、弥生賞勝馬の皐月賞成績はあまり芳しくないことに加え、共同通信杯の覇者エフフォーリアや前述の2歳王者ダノンザキッドをはじめ、他にも有力馬多数という今年の状況では、中穴として人気の盲点になる可能性の高い1頭です。
 
 枠順や当日のデキなど、ほかの要素を加えての最終決定となりますが、馬券の検討材料としてこの馬を加えてみてはいかがでしょうか。

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