出走数最多を誇るマーチS組が振るいません。とりわけ阪神で行われるようになった12年以降の過去9年では、[0-2-4-50]と未勝利で、近3年はいずれも3着どまりに終わっています。一方、レースの主役は前走で地方戦に出走していた馬たちです。その成績は[5-5-1-20]と優秀。過去3年でも2勝2着3回の好成績を残しています。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。 そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
ダービー卿CTでは、【注目の穴馬】のテルツェットをふくめカテドラル、ボンセルヴィーソと、【残った馬】のうち3頭が1〜3着。毎日杯でも【残った馬】のシャフリヤール、グレートマジシャン、プログノーシスが、3週前のファルコンSでも【残った馬】のルークズネスト、グレナディアガーズ、モントライゼが上位を独占しています。【注目の穴馬】と【残った馬】で上位独占も可能なケシウマに、今週もご期待ください。
ここでは、アンタレスSのケシウマの消去条件のうち1つを無料公開します。
【トレンドデータ】17年以降の3回のデータを参照
■前走JRAの非重賞戦出走 [0-0-0-19] 複勝率0%
■該当馬:アルドーレ、テーオーケインズ、 モズアトラクション、ミヤジコクオウ
(過去の主な該当馬:20年ベストタッチダウン1人気14着、リワードアンヴァル5人気4着)
■阪神で実施された12年以降の過去9回では、非重賞戦からの臨戦馬も3勝を挙げている。ただし近年は、地方組を中心とした重賞出走馬の好走確率が高まっており、相対的に、非重賞戦組は狙いにくい。とくに、17年以降の過去3年では[0-0-0-19]である。
上位人気と予想されるテーオーケインズが消去データに該当しました。前走の名古屋城Sでの0.5秒差快勝をふくめ、近5走で3勝を挙げている好調な4歳馬です。ただし、関連の強かった仁川Sがハンデ戦に代わったことなどにより、現在はJRAの非重賞戦からの臨戦馬は大不振。16年の5人気3着したサージェントバッジを最後に馬券には絡めてはおらず、人気で買うには少々リスクが大きいようにも感じられます。
残りの消去条件は『パーフェクト消去法』にて公開中です。はたして、もっとも好走確率が高い前走地方出走馬は? あるいは、近年低調なマーチS組の巻き返しはあるのか? ケシウマの消去データを、ぜひお役立てください。