21日、園田競馬場で行われた1R(3歳、ダート1400m)で、有馬澄男騎手騎乗の4番人気ドリカムビューティ(牝3、兵庫・久野進一厩舎)が、3番人気バジェーナハーバーにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分36秒3(良)。同馬の勝利が新種牡馬{horse=1993103587:チョウカイライジン}産駒の地方、中央通じての産駒初勝利となった。
勝ったドリカムビューティは父チョウカイライジン、母トキノサチヒメ(その父タップオンウッド)という血統。昨年10月18日にデビュー以来、通算8戦目の初勝利となった。通算成績8戦1勝。
同馬の父チョウカイライジンは父ダンシングブレーヴ、母が87年のオークス(GI)、桜花賞(GI)に勝ち同年の最優秀4歳牝馬に輝いたマックスビューティ(その父ブレイヴェストローマン)という血統。94年の北海道セールにて、当時としては破格の1億100万円で落札されてデビュー前から注目を集め、現役時代は美浦・中野隆良厩舎に所属。00年オアシスS(OP・ダート1600m)、99年神無月S(OP・ダート1600m)など通算36戦8勝(うち地方1戦0勝)の成績を残した。
引退後、門別・コスモファームで種牡馬入り。初年度産駒の現3歳は2頭が血統登録されているが、中央、通じて合わせて競走馬登録されているのはドリカムビューティのみ。2歳馬の血統登録はない。