佐賀記念、サイレントディール3年3か月ぶり重賞V

2007年02月12日 15:55

 12日、佐賀競馬場で行われた佐賀記念(4歳上、交流GIII・ダート2000m、1着賞金3000万円)は、武豊騎手騎乗の4番人気{horse=2000101634:サイレントディール}(牡7、栗東・池江泰郎厩舎)が、中団追走から道中途中でハナを奪うと、直線では1番人気クーリンガーの追撃を1/2馬身差抑え逃げ切った。勝ちタイムは2分07秒4(良)のコースレコード。さらに6馬身差の3着に6番人気キングスゾーンが入った。

 勝ったサイレントディールは、父サンデーサイレンス、母フェアリードール(その父Nureyev)という血統。全姉にトゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯-GI、ドバイワールドC-首G1・2着)、ビーポジティブ(クイーン賞-交流GIII)がいる。00年セレクトセール当歳にて1億1000万円にて落札されていた。

 3歳時の03年にシンザン記念(GIII・芝1600m)で初重賞制覇を達成すると、日本ダービー(GI)ではネオユニヴァースの4着などクラシック戦線でも善戦。同年秋には初ダート戦となった武蔵野S(GIII・ダート1600m)にも勝利し、その後は05年オーストラリアS(OP・芝1800m)、06年ブリリアントS(OP・ダート2100m)に勝ち06年帝王賞(交流GI・芝2000m)で3着などもあったが、重賞は武蔵野S以来約3年3か月ぶりの勝利となった。通算成績40戦7勝(うち地方4戦1勝、海外1戦0勝、重賞3勝)。

 鞍上の武豊騎手は99年スノーエンデバー、03年エアピエールに続くこのレース3勝目。06年の日本テレビ盃(交流GII、シーキングザダイヤ)以来の交流重賞勝ちとなった。
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