過去12戦中11戦で和田竜二騎手が手綱を取るディープボンド(写真は2021年阪神大賞典出走時)
現地時間4日、フランスの競馬統括機関『France Galop』のホームページで日本馬ディープボンド(牡4、栗東・大久保龍志厩舎)が、今年で100回目を迎える凱旋門賞(3歳上牡牝・G1・芝2400m)に向かうことが報じられた。
同馬は、9月12日にパリロンシャン競馬場で行われるフォワ賞(4歳上・G2・芝2400m)から、10月3日に同競馬場で行われる凱旋門賞を目指すとのこと。
ノースヒルズの前田幸治代表は「(天皇賞・春の)阪神の馬場は非常に速かったのですが、2013年の凱旋門賞で4着に入ったキズナの息子ですから、もっと柔らかい馬場にも対応できます。秋のフランスにはぴったりの馬だと思います」と語っている。
ディープボンドは父キズナ、母ゼフィランサス、母の父キングヘイローという血統。
昨年の京都新聞杯(GII)、今年の阪神大賞典(GII)と重賞2勝。2日に行われた天皇賞・春(GI)では2着だった。通算成績は12戦3勝。