9日、中京競馬場で行われた橘S(3歳・L・芝1400m)は、好位でレースを進めた竹之下智昭騎手騎乗の7番人気ダディーズビビッド(牡3、栗東・千田輝彦厩舎)が、直線で先頭に立って後続を突き放し、2着の2番人気ヴィジュネル(牡3、栗東・渡辺薫彦厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分19秒9(良)。

　さらに1.1/4馬身差の3着に8番人気カイトゲニー(牝3、美浦・和田雄二厩舎)が入った。なお、3番人気マリーナ(牝3、栗東・矢作芳人厩舎)は4着、1番人気エルカスティージョ(牝3、栗東・斉藤崇史厩舎)は8着に終わった。

　勝ったダディーズビビッドは、父キズナ、母ケイティーズギフト、その父フレンチデピュティという血統。初の1400m戦で力を見せた。