●安藤勝己騎手
04年のアドマイヤドン以来の同レース2勝目。JRA・GIは06年マイルCS(ダイワメジャー)以来の通算11勝目。JRA重賞は4日の共同通信杯(GIII、フサイチホウオー)に続く今年3勝目、通算46勝目。
●音無秀孝調教師
同レース初制覇。JRA・GIは06年高松宮記念(オレハマッテルゼ)に続く2勝目。JRA重賞は06年朝日チャレンジC(GIII、トリリオンカット)以来の通算22勝目。
●松岡隆雄氏
馬主の松岡隆雄氏はJRA・GI初制覇。他の重賞勝ち馬にサンライズペガサス(05年毎日王冠-GII、05年大阪杯-GII)。
●ヤナガワ牧場
生産者のヤナガワ牧場はJRA・GI初制覇。交流GI勝ち馬には04年全日本2歳優駿(交流GI)を勝ったプライドキムがいる。
●ヘネシー産駒
JRA・GI初勝利。JRA重賞も同馬で勝った武蔵野S以来約1年4か月ぶり。サンライズバッカスが唯一のJRA重賞勝ち馬。海外ではヨハネスブルグ Johannesburg(BCジュヴェナイル-米G1)など多くのG1馬を出している。
●Storm Cat系
交流GI含め、Storm Catの直系は日本のGI初勝利。主な産駒にシーキングザダイヤ(日本テレビ盃-交流GII、父Storm Cat)、ゲイリーイグリット(さきたま杯-交流GIII、父Storm Cat)など
●母の父リアルシャダイ
トウカイポイント(02年マイルCS-GI、父トウカイテイオー)、イングランディーレ(04年天皇賞・春-GI、父ホワイトマズル)、プライドキム(04年全日本2歳優駿-交流GI、父アフリート)に続く4頭目のGI馬。
●5歳馬の勝利
GI昇格後の97年以降、99年メイセイオペラ、00年ウイングアロー、01年ノボトゥルー、02年アグネスデジタル、04年アドマイヤドンに続き6頭目の勝利。他の内訳は4歳馬4頭、6歳馬1頭で5歳馬が最も多い。
●関西馬の勝利
GI昇格後の97年以降、関西馬は8年連続8勝目。他の内訳は関東馬2勝、岩手1勝。
●勝ちタイム
勝ちタイムの1分34秒8は、コースレコードとなった05年の1分34秒7(メイショウボーラー)に次ぐ2番目の好タイム。
●1番人気
02年アグネスデジタル、03年ゴールドアリュール、04年アドマイヤドン、05年メイショウボーラー、06年カネヒキリと、1番人気が5連勝中だったが、シーキングザダイヤが9着に敗れたことによりこの記録もストップした。
●シーキングザダイヤ
05年、06年とこのレース2年連続2着も9着に大敗。JRAのダート重賞では4戦2着4回と連対率100%だったが、初めて連対を外した。