【葵S 血統データ分析】他の追随を許さぬロードカナロア、スクリーンヒーロー系の一発にも注意

2021年05月27日 15:04

中京芝1200mでは滅法強いロードカナロア産駒

 29日に中京競馬場で行われる葵S(3歳・重賞・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い中京芝1200mにて施行されるため、2020年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。

 ロードカナロア産駒は[11-4-3-28]。当該コースでは他の種牡馬の追随を許さぬ成績を残しており、直近1年で33レースが施行されていたこと考えると、単純計算でも約3回に1回は同産駒が勝利していることになる。なお、重賞もダノンスマッシュが21年高松宮記念と20年セントウルSを制していた。同産駒からはテイエムトッキュウ、ナリタエール、レイハリアの3頭が特別登録をしている。

 モーリス産駒は[2-0-0-2]。まだサンプル数が少なく、好走例も未勝利に限られるが、延べ4頭が出走して2勝を挙げる活躍ぶりには注目したい。同産駒にはインフィナイトが該当。

 スクリーンヒーロー産駒は[1-0-0-10]。前記モーリスの父にあたる種牡馬で、20年高松宮記念で1位入線後に降着となったクリノガウディーが当該コースでの代表的な存在。なお、同馬は21年鞍馬Sで改めて勝利をつかんでみせた。同産駒からはマイネルジェロディが出走を予定している。

 ダイワメジャー産駒は[0-6-3-18]。好走数でこそロードカナロアに次ぐ好成績を残している一方で、勝ち馬を出せていないことも特徴のひとつ。ほか、連対した馬の半数が9人気以下の人気薄でもあり、複勝回収率では最高値を記録していることにも気を配りたい。同産駒にはサルビア、モントライゼ、ルルルージュの3頭が該当。

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