川田将雅騎手騎乗の8番人気ダノンキングリーが優勝(撮影:下野雄規)
6日、東京競馬場で行われた安田記念(3歳上・GI・芝1600m)は、中団でレースを進めた川田将雅騎手騎乗の8番人気ダノンキングリー(牡5、美浦・萩原清厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、内で馬群を捌いてきた1番人気グランアレグリア(牝5、美浦・藤沢和雄厩舎)との追い比べをアタマ差制して優勝した。勝ちタイムは1分31秒7(良)。
さらに1/2馬身差の3着に4番人気シュネルマイスター(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)が入った。なお、2番人気インディチャンプ(牡6、栗東・音無秀孝厩舎)は4着、3番人気サリオス(牡4、美浦・堀宣行厩舎)は8着に終わった。
勝ったダノンキングリーは、父ディープインパクト、母マイグッドネス、その父Storm Catという血統。 皐月賞3着、日本ダービー2着、大阪杯3着とあと一歩でGIに手が届かないでいたが、7か月ぶりの休み明けとなったここで、圧倒的人気の女王を見事破って悲願のGI制覇を成し遂げた。
【川田将雅騎手のコメント】
返し馬の雰囲気はあまりいい感じではなかったのですが、競馬自体はいい走りができたと思います。道中のリズムが良かったことで道中タメることができましたので、これなら直線も動いていけるなという感触を得ながら直線に向くことができました。
(GI制覇を)期待して手綱を任せていただいたので、オーナーにGIを届けることができて良かったです。もともと能力の高い馬ですし、なかなかGIでは結果を得ることができませんでしたが、この相手でも勝ち切れるというのが本来の姿だと思います。
<安田記念ダイジェスト>
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