昨年、1人気
サトノアーサーが6着に敗れたことで、4年連続での1人気敗退となりました。9人気→5人気→18人気での決着となり、3連単は400万馬券の大波乱に。ただし、昨年は不良馬場、一昨年は稍重、3年前は重と馬場状態の影響も大きそうな点には注意が必要でしょう。ちなみに、良馬場での1人気の成績は過去10年で[3-2-0-2]でした。また、前走がGI、GII戦だった場合は[3-0-0-0]。天候に恵まれて、なおかつこのタイプが人気ならば、波乱度は一気に低下しそうです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。 そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
 先週の鳴尾記念では、【残った馬】の
ユニコーンライオンが8人気1着。先々週のダービーでも、【注目馬】の
ステラヴェローチェが9人気3着と好走しました。また、京王杯SCでは、【注目馬】の
カイザーミノルが8人気3着で、【残った馬】の10人気
トゥラヴェスーラも2着に。ケシウマの【残った馬】&【注目馬】を、穴馬探しにご活用ください。
 ここでは、
エプソムCの消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件:前走GIII以下の1600m戦出走(4歳馬は除く)】 
■実績:[0-0-0-16]
■複勝率:0%
■該当馬:
シュリ、
セダブリランテス、
ミラアイトーン(過去の主な該当馬:20年
レイエンダ3人気10着、19年
プロディガルサン3人気6着) 
 1600m戦からの臨戦馬は、過去10年で3勝2着3回と悪くない成績を残し、しかも昨年は18人気の
トーラスジェミニが3着。穴パターンのひとつでもあるが、実は、好走馬のほとんどが前走で格上のGI、GII戦に出走していた馬だ。例外は好走確率の高い4歳馬だけと考えたい。※データは過去10年間を対象。
 近4走で3勝と好調な
シュリが消去データに該当しました。中距離戦でも2勝を挙げており、距離延長自体には問題はありません。ただし、前走はオープン特別出走の5歳馬。昨年の
レイエンダ、一昨年の
プロディガルサンと、2年連続で人気馬がこのパターンで凡走していることを考えると、強くは推せません。
  残りの条件は『
パーフェクト消去法』にて公開中です。はたして、1人気の勝利はなるのか? 大波乱の可能性は? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。