現地時間15日、イギリスのアスコット競馬場でG1・セントジェームズパレスS(3歳牡・芝1590m・13頭立て)が行われた。
3番手から進んだ1番人気ポエティックフレア(Poetic Flare、牡3、K.マニング騎手)が直線に向き、残り400m過ぎで先頭に立つと一気に後続を突き放し、道中は直後を追走していた2番人気ラッキーベガ(牡3、J.ハリントン夫人厩舎)に4.1/4馬身差をつけての快勝を収めた。勝ちタイムは1分37秒40(良)。
ラッキーベガからクビ差の3着には6番人気バトルグラウンド(牡3、R.ムーア騎手)が入り、3着までをアイルランド調教馬が独占した。
ポエティックフレアは父Dawn Approach、母Maria Lee、母の父ロックオブジブラルタルという血統。J.ボルジャー厩舎の管理馬。
今年は4月11日の愛2000ギニーTR(愛L)、5月1日の2000ギニー(英G1)と連勝したのち、16日の仏2000ギニー(仏G1)6着、22日の愛2000ギニー(愛G1)2着を経て、今回でG1・2勝目。
45日間でG1・4戦というハードなローテーションながら、見事な成績を収めている。通算成績は8戦5勝。