阪急杯、PマシーンとEドーバーが同着

2007年02月25日 15:45

 25日、阪神競馬場で行われた阪急杯(4歳上、GIII・芝1400m)は、安藤勝己騎手騎乗の3番人気{horse=1999106907:プリサイスマシーン}(牡8、美浦・萩原清厩舎)と幸英明騎手騎乗の4番人気{horse=2002110231:エイシンドーバー}(牡5、栗東・湯浅三郎厩舎)が、共に好位追走からゴール手前で馬体を併せてゴール。写真判定の結果、1着同着となった。勝ちタイムは1分20秒5(良)。さらにハナ差の3着には大外から追い込んだ2番人気スズカフェニックスが入った。1番人気に支持されたキンシャサノキセキはさらに1.1/4馬身差の4着だった。

 プリサイスマシーンは父マヤノトップガン、母はJRA1勝のビーサイレント(その父サンデーサイレンス)という血統。99年セレクトセールにて800万円で落札されていた。03、04年中日新聞杯(GIII)連覇、06年スワンS(GII)を制しており、今回の勝利で重賞4勝目となった。通算成績34戦14勝(うち地方8戦5勝、重賞4勝)。

 エイシンドーバーは父Victory Gallop、母エイシンジョージア(その父Kris S.)という血統の米国産馬。これまでに重賞では06、07年小倉大賞典、07年京都金杯(いずれもGIII)で2着と惜敗が続いていたが、今回の勝利で悲願の重賞制覇を達成した。通算成績17戦6勝(重賞1勝)。なお、Victory Gallop産駒はJRA重賞初勝利となった。

 プリサイスマシーンに騎乗した安藤勝己騎手はサンライズバッカスで制した先週のフェブラリーS(GI)に続くJRA重賞制覇で、今年4勝目(通算47勝)。管理する萩原清調教師は同馬で制した06年スワンSに続く重賞勝利で、通算では6勝目となった。

 エイシンドーバーに騎乗した幸英明騎手はブルーコンコルドで制した05年シリウスS(GIII)以来のJRA重賞制覇で通算19勝目。管理する湯浅三郎調教師はエイシンワンサイドで制した99年新潟ジャンプS(JGIII)以来7年6か月ぶりの重賞制覇で、通算では10勝目となった。なお、湯浅三郎調教師は28日付けで調教師を引退する。

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