【海外競馬】欧州の最強種牡馬ガリレオ死す、23歳 史上最多のG1馬92頭輩出

2021年07月11日 11:05

 欧州の最強種牡馬ガリレオ(Galileo、牡23)が左前脚の怪我のため、安楽死となったことがわかった。所有するクールモアのホームページで現地時間10日、発表された。

 ガリレオは父Sadler's Wells、母は1993年の凱旋門賞馬アーバンシー、母の父Miswaki。半弟に欧州G1・6勝馬Sea The Starsがいる血統。

 現役時代はアイルランドのA.オブライエン厩舎に所属。主戦騎手はM.キネーン騎手。

 デビューから無傷6連勝で2001年のダービー(英G1)、愛ダービー(愛G1)、キングジョージ(英G1)を制覇。愛チャンピオンS(愛G1)2着、BCクラシック(米G1)6着を経てキャリア8戦で引退し、2002年から種牡馬入り。

 Australia、Cape Blanco、Found、Frankel、Gleneagles、Highland Reel、Love、Magical、Minding、Nathaniel、New Approach、Ruler of The World、Teofilo、Waldgeistなど、活躍種牡馬や現役馬を含む数多のスターホースを送り出した。

 2008年から2020年にかけ、2009年を除く12年で英愛種牡馬リーディングを獲得。G1馬の輩出頭数は史上最多。日本時間11日早朝に行われたベルモントダービー(米G1)をA.オブライエン厩舎のBolshoi Balletが制し、92頭目のG1馬となった。

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