現役時代は19戦4勝の成績を残したジュエルメーカー(写真は2017年インディアT優勝時)
2021年7月12、13日の2日間、北海道苫小牧のノーザンホースパークで行われる日本最大のセリ市・セレクトセール。その注目馬を紹介する。
上場番号130:ジュエルメーカーの2020(牝)
父ディープインパクト、母ジュエルメーカー、その父エンパイアメーカーという血統。誕生日は2020年1月10日、生産牧場、飼養者はチャンピオンズファーム。
母ジュエルメーカーは国内で19戦4勝、12番人気と人気薄でのインディアT(1000万下・ダ1800m)を制しており、本馬は初仔となる。祖母ステラマドレードはラジオNIKKEI賞(GIII・芝1800m)で3着。近親には京都ハイジャンプ(JGII)、万葉S(OP・芝3000m)を制したマドリードカフェ、北國王冠など地方重賞2勝のタートルベイなどがいる。
新ひだか町産ディープインパクト産駒のセレクトセールでの最高価格は、2019年に1億9440万円で取引されたダノンフォーナイン(母タミーザトルピード)、牝馬の最高価格は2016年に9936万円で取引されたオーキッドテソーロ(母シスタリーラヴ)。
母ジュエルメーカーの半弟で父ディープインパクトのサクラジマテソーロは2017年セレクトセールで7344万円の値が付いた。ここまでも評価されていた血統にディープインパクトのラストクロップだけに、新ひだか町産のディープインパクト牝馬として初の大台超えなるか。
※価格はすべて税込