現地時間2日、シンガポール・
クランジ競馬場で行われた2R・メイドン(ダート1200m)で、
サイレンスタッチ Silence Touch(牡3)が優勝。同馬を管理する仁岸進調教師は昨年9月の初出走以来、シンガポールでの初勝利を達成した。
仁岸進(にぎし すすむ)調教師は元宇都宮所属で、83年に調教師デビュー。04年北関東ダービーなどを勝ち北関東3冠馬となった
フジエスミリオーネで重賞7勝したほか、93年北関東オークス(
カゼノアモン)などに勝っている。地方通算5381戦571勝、JRA12戦0勝。05年の宇都宮競馬廃止に伴い、昨年6月からシンガポールで厩舎を開業していた。
ちなみに、勝ち馬の
サイレンスタッチは、ロイヤルタッチ産駒(母ニシケンタイム)の日本産馬。このレースでは8頭中4頭が日本産馬で、シンガポールには多くの日本産馬が導入されている。
また、シンガポールには元北海道競馬所属の高岡秀行調教師も厩舎を開業しており、同師は昨年2月に行われたコミティーズプ
ライズ(星G3)で重賞勝ちを果たしている。