7/17(土)は福島・小倉・函館の3場開催。16日正午の馬場発表は3場いずれも芝・ダート共に良。17日の天気は福島が晴れ、小倉が雨、函館が晴れ時々曇りの予報となっている。

■2歳世代初のJRA重賞・函館2歳S
　函館11Rは芝1200mの函館2歳S(GIII)。デビュー戦を2歳コースレコードで逃げ切ったポメランチェ、新種牡馬ドレフォンの産駒フェズカズマ、同じく新種牡馬シルバーステート産駒メリトクラシー、連闘で挑むカレンブラックヒル産駒イチローイチローなどが世代最初の重賞ウィナーを目指す。

■福島11R・ジュライSにケンシンコウなど
　福島11RはジュライS(L)。今年は福島ダート1700mで行われる。昨年のレパードS勝ち馬ケンシンコウ、2走前のダイオライト記念で2着などダートの中距離戦で強さを見せてきたエルデュクラージュ、前走のアハルテケSで鋭い末脚を披露して3着と結果を残したデアフルーグなどが出走。

■ダブルシャープのOP入りなるか
　小倉11Rは芝1800mの不知火S(3勝)。当初は中京記念にも登録があったダブルシャープに人気が集まりそう。惜敗続きにピリオドなるか。他にも、前走の魚野川特別を横綱相撲で快勝したスーパーフェザー、前走の高山Sが復調を感じられる好内容だったシャフトオブライトなどがエントリー。

■福島でマジックキャッスル全妹がデビュー
　福島5Rは芝1800mで行われる牝馬限定の新馬戦。ディープインパクト産駒マジカルキュートに注目したい。全姉に今年の愛知杯覇者マジックキャッスル、半兄に現7勝のソーグリッタリングがいる良血。乗り込みは順調で初戦から力を出せる仕上がりにありそう。戸崎圭太騎手を背にデビュー勝ちなるか。

■小倉でサトノレイナス半妹などがデビュー
　小倉5Rは芝1800mで行われる牝馬限定の新馬戦。半姉にGI・2着2回のサトノレイナス、半兄に昨年の菊花賞3着馬サトノフラッグがいるジャスタウェイ産駒ヴァラダムドラーが、松山弘平騎手を背にデビュー。他にも、ユールシンギングの半妹アーブルチム、亜G1勝ち馬を母に持つキタサンブラック産駒コルティーナなど。

■函館5Rの新馬戦はダンスウィズジョイに注目
　函館5Rはダート1000mの新馬戦。少頭数5頭立てとなったが、シニスターミニスター産駒牝馬ダンスウィズジョイに注目したい。母は16年関東オークスなど交流重賞を3勝したタイニーダンサーで、近親には17年ジャパンダートダービー覇者ヒガシウィルウィンがいる血統。素軽さがあり、初戦から好勝負を期待できそうだ。

■田辺裕信騎手らが区切りの勝利まであとわずか
　田辺裕信騎手はJRA通算1000勝まであと2勝で、本日は福島で4鞍に騎乗。菅原明良騎手はJRA通算100勝まであと1勝で、本日は福島で6鞍に騎乗。藤懸貴志騎手はJRA通算100勝まであと1勝で、本日は小倉で6鞍に騎乗する。