【函館記念予想】凱旋門挑戦を現実に…超難解ハンデ重賞でAI指名の激走候補は重賞未勝利馬

2021年07月18日 06:05

1勝クラスを勝つのに1年を要した苦労馬が、地元函館を得意とする鞍上を背に、初重賞制覇を狙う(撮影:高橋正和)

 2月のフェブラリーステークスを完勝し、GI馬となったカフェファラオの初芝電撃参戦で話題を集めている今年の函館記念。昨年の2ケタ人気ワンツーをはじめ、1番人気がまともに馬券にならないため、3連複は10年連続で万馬券の決着になっており、まさに夏競馬のハンデ戦といった難しいレースです。

 そんな函館記念で、今週もnetkeibaオリジナルのビッグデータを活用したAI競馬予想が弾き出した、激走注目馬を紹介します。

 残念ながら、週頭に注目馬としてピックアップしたサクラトゥジュールの出走は叶いませんでしたが、その後、調教や枠順、馬場など週中の情報を追加した上でAIが弾き出した激走注目馬は、マイネルウィルトスでした。

【netkeibaAIの注目馬】
馬名:マイネルウィルトス
鞍上:丹内祐次騎手
総合指数:66.40 (全16頭中1位、2位は64.68)
予測ペース:平均

 予想オッズではカフェファラオに次いでトーセンスーリヤと上位人気を争っているマイネルウィルトス。前走の福島民報杯(新潟・芝2000m)は道悪馬場を先行し、5番人気から2着に1秒8差をつける大差勝ち。
 
 今年の凱旋門賞にも登録しているように、時計の掛かる馬場での実績があり、前走のような馬場は得意。また勝っているのはすべて平坦コースと、逆に直線で坂があるコースを苦手としていますが、今回は函館でその心配もなし。

 また、父スクリーンヒーロー(ロベルト系)は函館記念に相性が良く、毎年穴をあけるのはこのロベルトの血統。今週末は晴れ予報ではありますが、先週日曜の函館は時計の掛かる馬場だっただけに、今週末の函館の馬場もダメージが残って力のいる馬場なら、さらに条件は揃います。

 展開としては、逃げ馬不在でAI予測は平均ペース。ある程度前にいく競馬ができる馬に分があり、展開面としてもマイネルウィルトスに向いています。

 さらに鞍上の丹内祐次騎手は、函館生まれのこの地に縁が深いジョッキー。昨年はリンゴアメで函館2歳Sを勝利、一昨年の函館記念をマイネルファンロンで2着、2017年函館2歳Sもウインジェルベーラで2着、2016年函館記念をマイネルミラノで1着と、地元函館の重賞でべらぼうに相性が良いのも大きなプラスポイントでしょう。

 新たなデータを取り込むたびに学習し、回収率が向上しているnetkeibaオリジナルAI。その他の馬を含めた全順位付け、解説はウマい馬券で公開中です!

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