現地時間24日、イギリスのアスコット競馬場で行われたG1・キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(3歳上・芝2390m)。ワンダフルトゥナイト(牝4)が馬場状態を理由に出走を取り消し、5頭立てで争われた。
道中は2番手を進んだ2番人気アダイヤー(Adayar、牡3、W.ビュイック騎手)が直線に向いて、逃げた5番人気ブルーム(牡5、W.ローダン騎手)をかわし先頭へ。
最後方からまくっていった4番人気ミシュリフ(牡4、D.イーガン騎手)がこれを追うが、直線に向いてからアダイヤーとの差はほぼ詰まらず。1.3/4馬身差でアダイヤーが優勝を果たした。勝ちタイムは2分26秒54(良)。
1番人気ラブは(牝4、R.ムーア騎手)は、ミシュリフから1.3/4馬身差の3着に敗れ、昨年の1000ギニー(英G1)から続いていたG1連勝が4でストップ。さらに6馬身差の4着がブルーム。ハナ差5着が3番人気ローンイーグル(牡3、L.デットーリ騎手)だった。
アダイヤーは父Frankel、母Anna Salai、母の父Dubawiという血統。イギリスのC.アップルビー厩舎の管理馬で、馬主はゴドルフィン。
前走のダービー(英G1)に続きG1連勝。ダービーとキングジョージのダブル制覇は祖父Galileo以来、20年ぶりの快挙となった。通算成績は6戦3勝。