【クイーンS予想】11戦中10戦で3着内の人気馬を消去!ココだから期待値が低い種牡馬とは?/JRAレース展望

2021年07月31日 20:30

前走の福島牝馬Sでは勝ち馬ディアンドルにタイム差なしの2着に好走しているが…(撮影:下野雄規)

 今年はオリンピックの影響で札幌から函館に舞台が移りました。13年以来、8年ぶりの函館開催です。そしてそのときは、3頭出走のマイルからの距離延長馬が上位を独占。さらにそのうち2頭がヴィクトリアマイル組でした。近年はマーメイドSからの距離短縮馬の活躍も目立ちますが、はたして歴史は繰り返すのでしょうか!?

「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。 そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。

 昨年のクイーンSでは、【残った馬】のレッドアネモスが11人気で優勝し、単勝は4,370円に。また前2週の【残った馬】も、アイビスSDのオールアットワンス、中京記念のアンドラステ、函館記念のトーセンスーリヤが勝利。1〜6月の上半期では、最大6頭の【残った馬】が上位3頭を独占したのは9回。そのうち7回が万馬券で、さらに3回が10万馬券でした。ケシウマの【残った馬】に、今週もご注目ください。

 ここでは、クイーンSの消去条件のうち1つを無料公開します。

【条件:ディープインパクト・ハーツクライ産駒(前走ヴィクトリアマイル出走馬は除く)】
■実績:[0-0-0-14]
■複勝率:0%
■該当馬:イカット、クラヴァシュドール、ドナアトラエンテ
(過去の主な該当馬:19年サトノガーネット3人気6着)
■日本の主流血統ともいえるディープインパクトとハーツクライの産駒が苦戦しているのは、見逃せないポイントだ。どちらも直線の長い野芝コースに最適化されているともいえる種牡馬だけに、コンパクトな洋芝コースでパフォーマンスを落としても不思議ではない。前走で春の女王決定戦であるヴィクトリアマイルに出走していた馬を除くと、ディープインパクト産駒は[0-0-0-8]で、ハーツクライ産駒は[0-0-0-6]。思い切って軽視してみたい。※データは過去10年間を対象。本年は13年と同様に函館での開催

 上位人気が予想されるドナアトラエンテや、 函館2勝のイカットが消去データに該当しました。どちらも、過去10年で最多の5勝を挙げているノーザンファームの生産馬でもあります。また、今年は札幌から函館に舞台が変更。血統データの信憑性に疑いが生じる局面ではありますが、じつは、13年の函館開催時には、ディープインパクト産駒のマルセリーナが2人気で4着、キャトルフィーユが4人気で5着と人気を裏切っていました。また、今年の1回函館1〜8日目の芝1800m戦でも、ディープインパクト産駒の期待値は低く(単勝回収値54円/複勝回収値68円)、ハーツクライ産駒も[0-0-1-6]。函館替わりだからといって、状況が好転しそうにはありません。

 残りの条件は『パーフェクト消去法』にて公開中です。はたして今年の函館開催もヴィクトリアマイル組なのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。

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