一昨年に札幌記念を制したブラストワンピース(撮影:高橋正和)
8月22日、札幌競馬場で行われる札幌記念(3歳上・GII・芝2000m)に出走する
ブラストワンピース(牡6、美浦・手塚貴久厩舎)。
同馬は父
ハービンジャー、母ツルマルワンピース、その父キングカメハメハという血統。通算成績は17戦7勝。
2017年11月にデビュー。新馬戦、ゆりかもめ賞と連勝して挑んだ毎日杯も制し、3連勝で重賞初制覇。日本ダービーでは5着に終わったが、初の古馬相手となる新潟記念を制し、世代上位の実力を示した。続く菊花賞では1番人気で4着に終わったが、暮れの有馬記念で念願のGIタイトルを獲得した。
その後、1番人気に推された大阪杯、目黒記念と連敗したものの、札幌記念で重賞4勝目をマークすると、秋には凱旋門賞へも遠征した(11着)。昨年のアメリカJCCを制した後は勝利を手にしていないが、2年前に制した北都の舞台で復活ののろしを上げたいところだ。