【東京パラ五輪】元JRA騎手の高嶋活士選手らが26日に馬術個人競技に出場

2021年08月26日 12:27

東京パラリンピック・馬術個人競技に出場する元JRA騎手の高嶋活士選手

 26日、馬事公苑にて行われる東京パラリンピック・馬術個人(馬場馬術)競技に高嶋活士選手(28)、宮路満英選手(63)、吉越奏詞選手(21)が出場する。

 高嶋活士選手はグレードIV、宮路満英選手、吉越奏詞選手はグレードIIに出場。障がいの内容や程度により、クラス分けされていて、グレードごとに求められる技術レベルが異なっている。

 選手は決められた馬場内で、基本的な技術である常歩(なみあし)、対角線上の肢が交互に2拍子のリズムで動く速歩(はやあし)、スピードのある駈歩(かけあし)、高度な前肢と後肢が異なる軌跡を描く二蹄跡運動(にていせきうんどう)などを駆使して移動しながら、馬を操る技術を審査される。

◆高嶋活士選手プロフィール
2011年3月に、美浦・柴崎勇厩舎の所属騎手としてデビュー。JRA騎手課程の第27期卒業生で、同期には横山和生騎手、藤懸貴志騎手など。13年2月の障害戦で落馬事故に遭い、2年余りのリハビリを続けたが、騎手復帰を断念。244戦0勝で15年9月に引退。翌年から障がい者馬術に取り組み始めるとメキメキと頭角を現し、18年にはFEI世界馬術選手権に出場するなど、研鑽を積んできた。

◆吉越奏詞選手プロフィール
日本体育大学、アスール乗馬クラブ所属。初のパラリンピック代表に選ばれた大学生。脳性まひの障害があり2番目に重い障害のグレードII。幼少期から乗馬を始め、中学生の時に東京パラへの出場を目指して本格的にパラ馬術を始める。

◆宮路満英選手プロフィール
JRA調教助手を20年以上務めていた。パラリンピックはリオ大会に続いて2回目の出場となる。

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