初めての船橋戦で逃げ切りが期待されるファルコンビーク(撮影:高橋正和)
9/1(水)に船橋競馬場で行われる準重賞・フリオーソレジェンドカップ。出走馬は8頭で、川崎マイラーズ3着のファルコンビークや、前走を快勝したゴールドブラッドなど逃げ・先行タイプが揃い、ハイペース必至のメンバー構成となった。主な出走馬は以下の通り。
■9/1(水)フリオーソレジェンドカップ(3歳上・A2B1一・船橋ダ1600m)
ファルコンビーク(牡4、川崎・内田勝義厩舎)は、2歳時に北海道で1勝し、3歳2月の大井移籍初戦を5馬身差の圧勝。その後は京浜盃や優駿スプリントにも出走し、強敵相手に経験を積んだ。古馬格付け後はマイル戦に集中すると、今年4月の転厩初戦となったJRA条件交流の準重賞を快勝し、続く川崎マイラーズで3着と善戦するなど、マイラーとして適性の高さを示している。今回は初めての船橋戦で、ゴールドブラッドとの先行争いになりそうだが、組み合わせ的にも最内枠を生かせば逃げ切りが十分だ。
ゴールドブラッド(牡7、船橋・林正人厩舎)は、JRAで3勝を挙げ、昨年7月の転入初戦からあっさり2連勝。その後も今回と同じ船橋1600mを3馬身差で逃げ切るなど、持ち前のスピードを存分に生かしている。今年7月の海ほたる特別も2馬身差で快勝しており、同2着のカレンガリアードは次走千葉日報賞でも2着。今回の出走8頭のうち4頭が千葉日報賞組で、同馬が最先着ということを考慮すれば力量的に重視が必要だ。
カレンガリアード(牡6、船橋・岡林光浩厩舎)は、昨年6月、JRA3勝クラスからの転入初戦で2着と善戦。その後は大敗が続いたが、今年6月の船橋1600m戦で勝利を飾ると、海ほたる特別、千葉日報賞と2戦続けて2着。充実ぶりがうかがえるだけに、上位2頭が競り合えば、ゴール前際どい勝負に持ち込めそうだ。
他にも、千葉日報賞4着で展開利が見込めるゴーマイウェイ(牡5、船橋・佐々木功厩舎)、同5着で復調がうかがえるオーケストラ(セン6、船橋・佐藤裕太厩舎)らにも上位進出が期待できる。
発走は20時10分。
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