【門別競馬情報】奥手の血が開花?4連勝なるかパワースカイ。堅実フロイング、上昇うかがえるトップギアら上位候補多数で混戦模様「パンプキンタウン和寒特別」/地方競馬情報

2021年09月14日 11:30

スタイルを変えて躍進中のアルマカーテナ(2019年撮影:小金井邦祥)

 今シーズンも、残りいよいよ僅か「4開催・24日間」となったホッカイドウ競馬・門別グランシャリオナイター開催。本日から第12回開催がスタートするわけですが、その初日=14日のメイン(最終)12Rは「パンプキンタウン和寒特別/C1-2〜C2-1組・1800m外回り」です。

 前走を勝っての参戦は2頭のみという組合せの中で、最も注目が集まりそうなのは目下3連勝中のパワースカイでしょうか。父はシビルウォー、昨年2歳の7月末にデビューを果たすも初勝利は昨季最終週の11月4日、通算8戦目。3歳となった今季も開幕から3戦は凡走が続きましたが、4戦目の1200m外回り戦で五十嵐冬樹騎手に手綱が変わって4戦ぶりの2勝目ゲットなると、以降一気に本格化の気配を見せ始めました。

 2勝目を挙げての次戦こそ後方に置かれ加減となり着外に敗れるも、次に桑村真明騎手に手綱が替わると道中で外を回して砂を被らない形でコーナー毎にポジションを上げて行っての差し切り勝ち。続く前々走は一転、好発から先手を取って逃げ切り、五十嵐冬樹騎手に手綱が戻った前走も向正面から動いて早々先頭に立ち、そのまま押し切ってみせました。

 父シビルウォーは、一介の条件馬の身から4歳(2009年)10月の1000万円以下条件の勝利を機に飛躍へとつなげていった印象ですが、その息子であるパワースカイもちょっと奥手の感があり、この夏から秋にかけての3連勝は「本格化」の気配を感じさせるレースぶり。今回も勝って4連勝となれば、来シーズンにかけてA級への出世も期待できる存在となっていくのかもしれません。

 このほか、中距離でも堅実な走りが続くフロイング、近走「差し」スタイルに変えて躍進中のアルマカーテナ、前走距離延長できっかけ掴んだ感のあるトップギア、先手を取れればしぶといジュンコーハクや決め手比べなら上位のキーンウィットら、勝ち負けに加わってきそうな有力馬は五指に収まりきらない印象のメンバー構成となっています。

 波乱の結果もありそうな門別ナイター12R「パンプキンタウン和寒特別」の発走時刻は20時40分となっています。お楽しみに!

(文:ひだか応援隊)

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