オールカマーを制し、再び連勝街道に乗りたいレイパパレ
9月26日、中山競馬場で行われるオールカマー(3歳上・GII・芝2200m)に出走する
レイパパレ(牝4、栗東・高野友和厩舎)。
同馬は父ディープインパクト、母シェルズレイ、その父クロフネという血統。通算成績は7戦6勝。全兄
シャイニングレイは14年ホープフルSと、17年のCBC賞を制している。
前走の宝塚記念で連勝こそ6でストップしたが、それまでの快進撃は圧巻のひと言に尽きる。2020年1月のデビュー戦を皮切りに自己条件を
ノンストップで駆け上がり、重賞初制覇となった5戦目のチャレンジCまですべて1番人気に応えてきた。
GI初挑戦となった今年の大阪杯でも、昨年、無敗で牡馬クラシック3冠を達成した
コントレイルや、2020年の安田記念でGI・9勝の
アーモンドアイを破った
グランアレグリアらを相手に、堂々の逃げ切り勝ちを収め、デビュー以降無敗の6連勝を達成した。
その大阪杯で後続に4馬身差をつけて完勝したように先行力があり、晴雨不問の脚質。久々の一戦となるが、休み明けを苦にしない鉄砲駆けの利くタイプ。今秋のGI戦線を占う意味でも、注目のレースとなりそうだ。