【府中牝馬S「見逃せない調教師」ベスト3】○○調教師の管理馬は、このコースでの単勝ベタ買いで単勝回収率105%!

2021年10月14日 07:33

馬体重を増やし本格化ムードが漂うドナアトラエンテ (撮影:小金井邦祥)

 府中牝馬Sの登録馬を管理している18人の調教師のうち、2016年以降の東京芝1800mの成績をもとに抽出。府中牝馬Sで、馬券的にも「見逃せない調教師」とは?

 3位は堀宣行調教師。94回出走して18勝を挙げ、複勝率41.5%という高い数字を記録している。ただし、ブランド厩舎だけに複勝回収率は72%なので、取捨選択が重要だ。最も簡単な手法は1番人気を避けること。1番人気に支持された際の複勝回収率は64%にとどまっており、2〜9番人気に絞ることで単勝回収率112%、複勝回収率81%まで上昇する。

 今年はサトノダムゼルが出走予定。ここ2戦は重賞で人気を裏切ってしまった格好だが、それだけに今回は手頃な人気に落ち着きそう。馬券的には狙い頃だ。

 2位は藤沢和雄調教師。115回出走して19勝を挙げ、19年のエプソムカップをレイエンダで制した実績がある。2020年はこのコースで[2-1-4-15]と不振に終わったが、2021年はこれまでに[3-2-1-5]の複勝率54.5%。2016年以降、最も高い数字となっている。

 今年はサンクテュエールが出走予定。牝馬三冠路線では苦戦を強いられたが、福島牝馬Sで3着と復活の兆しをみせている。東京コースに重賞2着の実績もあり、人気薄でも侮れない。

 見事1位に輝いたのは国枝栄調教師。133回出走して27勝。単勝回収率105%とベタ買いでもプラスになっており、単系馬券の軸として期待できる。府中牝馬Sにも、18年に7番人気3着、19年9番人気2着の実績アリ(ともにフロンテアクイーン)。

 今年はドナアトラエンテとマジックキャッスルが出走予定。実績十分のマジックキャッスルはもちろんだが、馬体重を増やし本格化ムードが漂うドナアトラエンテも面白い。東京芝1800mは[2-2-1-0]だ。

 実はこの3人、出走予定馬内に限らず、全調教師を対象にしたランキングでも1〜3位。コース相性からは、この3調教師の管理馬が揃って馬券圏内を外すことは考えにくい。上手く馬券に組み込みたいところだ。

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