14日、園田競馬場で行われた第14回兵庫若駒賞(2歳・重賞・ダ1400m・1着賞金600万円)は、2番手でレースを進めた廣瀬航騎手騎乗の1番人気ガリバーストーム(牡2、兵庫・尾林幸二厩舎)が、直線で抜け出し、ゴール前で迫った5番人気ピロコギガマックス(牝2、兵庫・南弘樹厩舎)を振り切って、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒2(良)。
さらに2.1/2馬身差の3着に2番人気ベラジオボッキーニ(牡2、兵庫・坂本和也厩舎)が入った。なお、3番人気ウーニャ(牝2、兵庫・盛本信春厩舎)は4着に終わった。
勝ったガリバーストームは、父アジアエクスプレス、母キタサンテンニョ、その父キングヘイローという血統。デビュー3連勝で重賞初制覇を果たした。
鞍上の廣瀬航騎手と尾林幸二調教師は共に重賞初勝利。廣瀬騎手はデビュー21年目、尾林師は開業16年目での悲願達成となった。