【富士S注目馬】22年ぶりの快挙へ向けて未完の大器が虎視眈々

2021年10月19日 19:40

富士Sで重賞初制覇に挑むソングライン

 10月23日、東京競馬場で行われる富士S(3歳上・GII・芝1600m)。昨年からGIIに昇格した府中のマイル戦に2018年ダービー馬ワグネリアン、昨年のNHKマイルC馬ラウダシオン、ホープフルSを制したダノンザキッドなどGI馬3頭を含む17頭が登録。

 なかでも注目は、今年のNHKマイルC2着、関屋記念3着とマイル重賞で堅実な成績を残してきたソングライン(牝3、美浦・林徹厩舎)だ。父キズナ、母ルミナスパレード、その父シンボリクリスエスという血統。

 昨年6月の新馬戦こそ敗れたものの、未勝利、紅梅S(L)を連勝。続く桜花賞では実力を発揮できずに終わったが、NHKマイルCではシュネルマイスターの2着と気を吐いた。前走の関屋記念では1番人気に推されたが、勝ったロータスランドからコンマ2秒差の3着に惜敗と、重賞の壁に阻まれている。

 3歳牝馬による制覇となれば、1999年レッドチリペッパー(当時は4歳表記)以来、22年ぶりとなる快挙。NHKマイルC、そして関屋記念でも煮え湯を飲まされた3歳世代指折りの実力馬が、飛躍の秋に向けて牙を研いでいる。

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