今年から種牡馬入りしたものの、生殖能力の問題から現役復帰が決まったジョージワシントン George Washington(牡4)が、愛・A.オブライエン調教師のバリードイル調教場に戻り、運動を再開したことがわかった。5月27日のタタソールズゴールドC(愛G1)に登録を済ませているが、復帰戦については未定。
ジョージワシントンは、父デインヒル、母Bordighera(その父Alysheba)という血統の愛国産馬。05年5月にデビューし、06年英2000ギニー(英G1)、06年クイーンエリザベス2世S(英G1)、05年愛ナショナルS(愛G1)、05年愛フィーニクスS(愛G1)、05年レイルウェイS(愛G2)を制覇。昨年のBCクラシック(米G1)6着を最後に現役を引退していた。通算成績10戦6勝(重賞5勝)。
今年から愛・クールモアスタッドで種牡馬入りしたが、生殖能力に問題があることが判明。急遽種牡馬入りとなった同厩舎のホーリーローマンエンペラー Holy Roman Emperor(牡3、父デインヒル)と入れ替わりになる形で、現役復帰が決まった。