【POG】2歳戦独断評価(10月30日) マテンロウレオの将来性に注目

2021年11月02日 13:45

土曜阪神5Rで初陣を飾ったマテンロウレオ

 10月30日(土)、31日(日)に東京、阪神、新潟で2歳新馬戦が計11レース行われた。30日は6鞍を実施。阪神5Rでは、いとこに同じハーツクライ産駒のマイスタイルがいるマテンロウレオ(牡、栗東・昆)が中団から抜け出して接戦を制した。



10月30日の新馬勝ち馬評価一覧

マテンロウレオ(牡、父ハーツクライ、栗東・昆)

 土曜阪神5R・芝2000m、横山典「ケイコからずっと乗っていました。道中はリズム良く行けましたし、馬が競馬を理解していました。まだ子供っぽいところがあるし、これからの馬ですが、きょうに関しては言うことがないレースができました」(レース評価C、将来性★★★★)

カミニートデルレイ(牡、父ジャスタウェイ、栗東・大久保)

 土曜東京5R・芝1600m、福永「前半はハミを取らないところがあったけど、促しながら追走したら最後まで伸びてくれたね」(B、★★★)

アインシュペンナー(牝、父リオンディーズ、栗東・牧田)

 土曜東京4R・芝1400m、津村「優等生の競馬でした。ゲートが良かったし、行こうと思えば行けましたが、きょうは勉強のために下げて折り合いをつけていきました。追ってからの反応も良かったですね。お兄ちゃん同様、いい決め手を持っていますね。上のクラスでも楽しみです」(C、★★★)

マルブツプライド(牡、父ホッコータルマエ、栗東・加用)

 土曜阪神4R・ダート1800m、加用師「あんなに(前に)行けると思わなかった。ハナにいった馬が早めにバテたから少しハラハラしたけど、岩田(康)がステッキを入れたらまた伸びてくれたね。そこからは何とかいけるかなと思った。上がってきて岩田(康)が『まだ太いね』と言っていたので、もうひと絞りできそう。いい勝ちっぷりだった。千八で持ったから、これからの選択肢はいろいろあるね」(C、★★★)

ヴァルツァーシャル(牡、父マクフィ、美浦・高木)

土曜東京6R・ダート1400m、三浦「道中は砂をかぶって嫌がっていたし、忙しくて走りのバランスが取れなかったけど、直線を向いてキックバックがなくなってから走りが変わりましたね。奥はありそうです」(C、★★)



ネイト(牝、父コパノリッキー、栗東・鈴木孝)

土曜阪神3R・ダート1400m、和田竜「返し馬からいい雰囲気だった。スタートは速かったし、かわす時も楽だったね。走る血統だけど、きょうだいよりも良さそう」(C、★★)

(評価は馬サブロースタッフによるS、A、B、C、Dの5段階)

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