2014年のオークス馬の半妹ソバナが横山和生騎手でデビュー/関東馬メイクデビュー情報

2021年11月08日 18:00

 先週から5回東京開催が始まり、土日のメイクデビューではディープインパクト産駒のトーセンリョウ、ドゥラメンテ産駒のドゥラドーレス、ロードカナロア産駒のラコンタールと先々まで楽しみな馬たちが勝ち上がった。今週はGI馬の妹がスタンバイ。そのレースぶりに注目したい。

【11月13日(土) 東京芝1600m】

◆ソバナ(牝、父ドゥラメンテ、母オメガスピリット、美浦・斎藤誠厩舎)

 8歳上の半姉ヌーヴォレコルトは2014年のオークス馬。先々週の追い切りはウッドチップコースで6F85.4-1F12.2を計時した。先週は6F84.8-1F11.5をマークし、いずれも既走馬を追走して先着。しっかりと時計を詰めており、仕上げは順調に進んでいる。「跳びが大きく、広いコースは良さそう。まだまだ未完成だけど、いいモノを持っている。息もできているし、初戦から楽しみにしています」と斎藤誠調教師。鞍上は横山和生騎手を予定している。

【11月14日(日) 東京芝1800m】

◆エンパイアウエスト(牝、父ドゥラメンテ、母ローマンエンプレス、美浦・黒岩陽一厩舎)

 母はヨークシャーオークス(英G1)で3着。叔父のImperial Monarchはパリ大賞典(仏G1)を勝っている。先々週の追い切りはウッドチップコースで6F83.5-1F12.0を計時し、ラブリイユアアイズ(クローバー賞1着、京王杯2歳S3着)と併入。先週は古馬を追走し、6F82.5-1F12.0をマークした。「春に入厩した頃は体調が安定しなかったけど、だいぶ体力がついてきた。それに伴い、精神的な余裕も出てきている。いい脚を長く使えそうなタイプ。脚長の体つきで広いコースも良さそうです」と黒岩陽一調教師。鞍上は津村明秀騎手を予定している。

◆ブレスク(牡、父ルーラーシップ、母パララサルー、美浦・国枝栄厩舎)

 母はアネモネS、紫苑Sの勝ち馬。叔父のタンタアレグリアはAJCCを勝ち、菊花賞4着、天皇賞(春)4着などGIでも健闘した。先週の追い切りはウッドチップコースで5F67.3-1F12.3の計時。3頭併せの真ん中に入り、強めに追われた。「いい馬っぷりをしているけど、まだ動ききれていない。本当に良くなるのは先だと思う。あとは競馬に行き、どれだけ走れるかでしょう」と国枝栄調教師。鞍上は田辺裕信騎手を予定している。

 国枝栄厩舎からは他にも2頭がスタンバイ。ベロア(牝、父ルーラーシップ、母ディープジュエリー)が14日の東京芝1600m(牝馬)を予定しており、ロジハービン(牡、父ハービンジャー、母ファーストチェア)は13日の福島芝2000mを予定している。

(取材・文:竹之内元)

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