1日、阪神競馬場で行われた大阪杯(4歳上、GII・芝2000m)は、石橋守騎手騎乗の{horse=2003102205:メイショウサムソン}(牡4、栗東・高橋成忠厩舎)が中団追走から徐々に進出すると、直線半ばで逃げる2番人気シャドウゲイトに並びかけ、長い叩き合いを1/2馬身制し優勝した。勝ちタイムは2分01秒4(良)。さらにクビ差の3着に8番人気メイショウオウテが入った。
勝ったメイショウサムソンは、父オペラハウス、母マイヴィヴィアン(その父ダンシングブレーヴ)という血統。伯母に95年七夕賞(GIII)3着のノーザンプリンセスがいる。
デビュー3戦目で初勝利を挙げると、スプリングS(GII)で重賞初制覇。3連勝で皐月賞(GI)、日本ダービー(GI)も制し春クラシック2冠を達成。秋の菊花賞(GI)は4着に敗れて3冠を逃し、ジャパンC(GI)6着、有馬記念(GI)5着と連敗が続いていた。今回が日本ダービー以来約10か月ぶりの勝利。また、昨年まで管理していた栗東・瀬戸口勉厩舎の定年に伴い現厩舎に移籍しており、今回が移籍初戦だった。通算成績16戦7勝(重賞4勝)。
鞍上の石橋守騎手は、今年の平安S(GIII、メイショウトウコン)に続くJRA重賞14勝目。管理する高橋成忠調教師は昨年のシリウスS(GIII、メイショウバトラー)以来のJRA重賞13勝目となった。