マカイビーディーヴァの主戦G.ボス騎手が引退へ(写真は同馬の2005年エイプリルS出走時、撮影:下野雄規)
G1通算90勝をあげているオーストラリアの名手、グレン・ボス騎手が、27日の騎乗を最後に現役を引退することがわかった。豪競馬メディア『Racing.com』などが25日に報じた。
ボス騎手は現地のインタビューで、引退の理由について「少しモチベーションが低下してきているのを感じています。肉体的にはまだまだ一線でやれると思っていますが、競馬はメンタル面が重要ですから」などと語った。
ボス騎手は1969年8月21日生まれの52歳。2003年から2005年にかけメルボルンC3連覇を達成し、日本の天皇賞春にも出走した女傑マカイビーディーヴァの主戦を務めた。
同馬とのコンビでは他に2005年コックスプレートなど、豪G1計7勝。コックスプレートは通算4勝、ドンカスターマイル通算7勝をあげるなど、G1通算90勝をあげている。