【船橋・クイーン賞予想】女王の座をかけて昨年覇者や3歳の実力馬らが集結!!

2021年12月01日 17:00

初めての古馬相手にも3着と好走したウェルドーン(撮影:高橋正和)

 12月1日(水)船橋競馬場で牝馬によるハンデ重賞クイーン賞が開催される。

 女王の座をかけて今年はJRA所属馬4頭、南関東所属馬6頭、他地区所属馬4頭の14頭の牝馬たちが集結する。

 出走する面々の中で本命に挙げるのはウェルドーン。デビューから未勝利を脱出するのには6戦を要したが、初勝利から3戦目で1勝クラスを勝利すると、そこから鳳雛S、関東オークスと3連勝で重賞タイトルを手にした。続くジャパンダートダービーでは牡馬相手にコンマ差なしの3着、前走のレディスプレリュードでは初めての古馬相手にも3着と好走。今回は休み明けを一度使った上積みが見込め、メンバー的にも勝機は十分。

 相手筆頭はリネンファッション。今年の春に3勝クラスを勝ってオープン馬となってから、スパーキングレディーカップ2着、ブリーダーズゴールドカップ2着で、JBCレディスクラシックではスタートで出遅れて中団からの競馬になりながらも、内から早めに動いて2番手に上がり3着と健闘。この馬にとって距離が延びるのはプラス材料で、極端な流れにならなければ崩れはなさそう。

 3番手評価は昨年の覇者サルサディオーネ。18年にも2着になっていて得意の舞台だし、今年の夏以降重賞3連勝で日本テレビ盃では牡馬相手に逃げ切り勝ちと充実の一途。これまで左回りでしか結果を出しておらず、前走のJBCレディスクラシックは実績のない右回りだったので度外視できる。他に絶対的な逃げ馬は不在で巻き返しは可能だ。

 △からは3頭挙げたい。

 まず1頭目はプリティーチャンス。2走前に3勝クラスを勝ち上がると、みやこSでは最後の直線で鋭い脚を使って後方から伸びてコンマ5秒差の4着に。初めての重賞に加えて牡馬がいたことを考えれば、牝馬同士ならもっとやれて良い。ある程度先行馬もいて流れる競馬になりそうだし、船橋なら直線を生かす競馬もできる。

 2頭目はエリザベスタワー。デビューからの5戦は芝を使われていてダートは今回が初で、ナイター競馬も初めてという点から未知な面はあるものの、チューリップ賞で同着となったメイケイエールがその後スプリンターズSで4着となったことから比較しても力はかなりのもの。骨折明けで初物尽くしと条件は楽ではないが、血統も良く初戦からアッサリも。

 最後に挙げるのはダイアナブライト。オープン馬となってからの4戦は掲示板止まりで馬券圏内はないが、この2戦は人気以上の走りをしている。転厩初戦でも前走から間隔はあいていないことから仕上がりに不安はなく、兄弟にワーケアダノングレースと重賞で好走経験がある馬がいることからも軽視はできない。

 馬券は◎ウェルドーンを軸に、2頭目に○リネンファッション、▲サルサディオーネを入れて、3連複フォーメーションで流す。

(文=「勝馬」記者・豊岡加奈子)

◆船橋競馬特集ページでは船橋全レースの予想印を無料公開中!

◆船橋公式重賞ページには、様々な情報が盛りだくさん!データも活かして的中を狙おう!

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。