【ステイヤーズS 血統データ分析】産駒初出走で全頭入着を果たしたオルフェーヴル

2021年12月02日 12:50

ステイヤーズSで期待できる血統とは?

 4日に中山競馬場で行われるステイヤーズS(3歳上・GII・芝3600m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる7回の馬券絡みがディープインパクト。次点で4回のアドマイヤドン、ネオユニヴァースが続き、3回がエルコンドルパサー、ハーツクライとなっている。なお、アドマイヤドンおよびエルコンドルパサーはすべて同一馬(アルバートとトウカイトリック)によるリピート好走であることを念頭に置きたい。

 ディープインパクト産駒は[1-4-2-6]。内訳はモンドインテロ(19年1着、18年3着、16年3着)、ファタモルガーナ(16年2着、14年2着、12年2着)、イグアス(11年2着)。実頭数では3頭による好走となり、モンドインテロは3度目の挑戦でタイトル獲得に至った。今年はトーセンカンビーナ、ボスジラの2頭が出走予定。

 オルフェーヴル産駒は[1-1-0-1]。昨年は産駒初出走ながら7人気のオセアグレイトが1着、8人気のタガノディアマンテが2着、6人気のヒュミドールが5着と全頭が入着する活躍を見せていた。人気薄の2頭でワンツー決着だったこともあり、今後の動向も注視していきたい。今年はアイアンバローズ、アスティ、シルヴァーソニックの4頭が該当する。

 ハーツクライ産駒は[0-2-1-6]。まだ勝ち馬こそ出せていないものの、20年3着ポンデザール、18年2着アドマイヤエイカン、17年2着フェイムゲームと3度の好走例がすべて別馬であることは評価に値するものだろう。なお、好走した3頭はいずれも1・2人気となるが、20年4着タイセイトレイル(9人気)、17年4着プロレタリアト(8人気)といった人気薄の健闘も目立つ。今年はアドマイヤアルバ、ゴーストの2頭が出走予定。

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