【阪神JF予想】AI本命「◎」は今週も伏兵! 逆転可能な「妙味ある馬」は運をも引き寄せる?

2021年12月12日 10:15

ファンタジーSからの巻き返しが期待されるナムラクレア(C)netkeiba.com

 今週は阪神競馬場で、2歳牝馬の頂点を決める阪神JF(GI)が行われます。

 昨年はソダシが、4戦無敗でこの舞台を勝利。白毛馬として初のGI制覇を成し遂げたことも、世界各国で話題となりました。

 今年も3戦3勝と未だ無敗のウォーターナビレラが出走しますが、こちらは武幸四郎厩舎の管理馬で鞍上には前走に引き続き武豊騎手。兄弟コンビでのGI制覇に注目が集まりそうです。

 ただ、今年は多士済々のメンバー構成で、ウォーターナビレラの他に無敗馬が5頭。それ以外にも、アルテミスS(GIII)を制したサークルオブライフに、牡馬との混合戦であるサウジアラビアRC(GIII)で2着と健闘したステルナティーアなど、その他の陣営も虎視眈々…。

 そんな注目の一戦を、オリジナルのビッグデータを活用したAIが予想。人工知能によって弾き出された、注目馬をご紹介します。

◆前走敗戦も逆転は可能!?

 AIが本命に指名したのは、前走のファンタジーS(GIII)で惜しくも2着に敗れたナムラクレアでした。

 新馬戦は直線で伸び切れずに3着と敗れましたが、その後はフェニックス賞(OP)、小倉2歳S(GIII)と1200mのレースで2連勝。前走はファンタジーS(1400m)でウォーターナビレラに敗れましたが、これまで1200mを使ってきてレース前半で馬が気負っていたことが敗因ともとれそうです。

 2着と敗れはしたものの、その差は僅か3/4馬身差。タイム差にして「0.1秒」の差は、展開次第で十分に埋まるでしょう。

 今回はさらに200mの距離延長となりますが、そこは前走の経験が活きるはず。近2走でも手綱を取った、浜中俊騎手の手腕に期待したいところです。

 阪神JFでは1枠1番の最内と極端な枠に入りましたが、過去10年を振り返れば勝率「15.0%」でTOP。浜中騎手の白帽といえば、日本ダービー(GI)を制したロジャーバローズと同じで縁起もいいですね。

 冒頭でも触れたように今年は混戦模様となりそうですが、予想オッズからは穴人気的な存在となりそうなナムラクレア。期待値も高くなりそうなだけに、妙味はありそうです。

(netkeiba編集部)

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